母乳&ミルクの混合から完ミへスムーズに移行できた話
最初から母乳&ミルクの混合育児でした
個人的には最初から完ミでいきたい気持ちがあったのですが、体質的に母乳が多少出たので、混合育児をしていました。
考え方はいろいろだと思いますが、自分は外出先でおっぱいを出すのにどうしても抵抗があったし、着る服も考えないといけないし、ミルクだと家族にサポートしてもらいやすいなと思ってのことです。
がんばれば母乳オンリーにできるくらい母乳は出そうだったんですが、そこそこに留めて、ミルクとの混合で5か月目までやっていました(毎回、母乳とミルク両方与えるスタイル)。
2カ月目くらいから、夜中も私が授乳しないと寝ないようになってしまい、夫がいるのに、私が母乳に加えてミルクも与える始末…。夜中のことを考えたら、母乳のみにしたほうが楽だったかな?と、そのころは思っていました。
離乳食が始まって忙しすぎた
娘は早い段階から夜中は長く寝る子だったので、授乳回数が足りず、1日の絶対量をクリアするために、月齢が進んでも、昼間はいまだに3時間ごとの授乳にしていました。
5か月目から離乳食を始めましたが、離乳食(20分)+母乳(15分)+ミルク(10分)だと食事に40分はかかってしまう計算に。タイムスケジュールにある程度沿っていこうとすると、必然的に時間が足りず、寝ている娘を起こして離乳食を食べさせなければならなくなってしまいました。
じゃあどこを削るかというと、あれ?母乳か…?
そもそも自分のモチベーションが低かったというのもありますが、免疫的にも半年くらいまで母乳を与えれば十分だろうし、母乳をなしにすれば、調乳量も把握しやすいし、娘を起こさなくて済む、じゃあ離乳食きっかけで母乳やめちゃおう!と決心しました。
母乳を辞めると思うと少しさみしい気持ちになった
生後5~6か月では、まだおっぱいに対する執着も1歳過ぎてのそれとは比べ物にならないと思うので、ものがわかっていないうちにおっぱいのことを忘れてもらうのがよいだろうと。
そんな風に自然と母乳終了をイメージできたものの、毎回くんかくんかと母乳を飲む娘の姿はもう見られないのかーと思うと、授乳中におセンチな気持ちになったりもしました。母乳メンドクサと思っていた私が、こんな気持ちになるなんて、自分でも意外でした。
間引き授乳に変えていった
具体的に辞める方法を母乳に詳しいWebサイトで調べてみたところ、複数のやりかたがあるようなんですが、おっぱいトラブルを避けるためにも、少しずつフェードアウトする方法がよさそうだなと思いました。
当時、7時、11時、15時、18時、3時の5回だった授乳から、11時をミルクのみにして数日やってみて、問題なければ15時もミルクのみに、というように母乳を間引きしていく方法です。
まずは11時の母乳をなくしてみたところ、7時から15時まであいだが空くわけなので、結構張ってしまいました。15時には娘にしっかり吸ってもらって(これが痛い)、という日々を数日繰り返すと体が慣れるのか、あまり張らなくなりました。そして15時の間引きもトライする、という感じです。各日程で5日ほどずつ要しながら、母乳の回数を減らしていきました。
赤ちゃんはおっぱいなしでも寝てくれるようになった
最後は18時(寝る前)を残すか、夜中3時を残すか、朝7時を残すか悩みましたが、昼間の2回をなくした時点で、母乳量がかなり減ってしまったのか、18時の母乳+いつものミルク量ではどうやら足りなくなってきた模様でなかなか寝付かなくなってしまいました。
じゃあ寝つきをよくするためにも、がっつりミルクにしちゃったほうがいいかもなー、でもおっぱいなしで眠れるのかなーと悩みつつ、18時はミルクのみにしてみました。そうしてみたところ、日中のおっぱいをなくしているので、娘も問題なくミルクのみで寝付くようになり、さらに腹持ちがいいのか、夜中3時に起きなくなりました。つまり必然的に夜中の間引きもできたことになり、朝ぱんぱんに張ったおっぱいを飲んでもらう、という1度のみの授乳スタイルになっていきました。
朝1度のみの母乳から最終的に1日おきに母乳となり、2日おきに母乳となり、3日おきに…という具合に、さらに間引いていきました。
混合から完ミへスムーズに移行できた
結局2カ月近くかけて、混合から完ミに移行したことになります。
この頃には娘はすでにおっぱいのことを忘れかけていて、おっぱいを見せても、いっさい無関心で、それどころか、スタンバイしてあるミルク瓶を「はよくれ」と言わんばかりに見つめるようになっていました(一応しぶしぶ母乳を飲んでくれていましたが(笑))。
おっぱいトラブルも特になく、だんだんと乳房がしぼんでいきました。妊娠してからバストが大きくなってしまい着れない洋服が増えていたので、これも嬉しかったです。
外出のたびにミルクを必ず持っていくため、荷物が増えてしまいましたが、
- 与える場所を選ばない
- 飲んだ量がはっきりわかる
- 1日あたり1時間以上の時間を睡眠や遊びに充てることができる
など、完ミのメリットも多々あるので、自分としては非常にやりやすくなりました。
母乳の辞め方はいろいろと方法があり、たまたま自分がうまくはまっただけだと思いますが、参考になればと思います。